2012年7月28日土曜日

53日目:繰延資産と前払費用をさくっと見分ける簡単な方法

今日はリース会計を勉強してました。リース会計ってちょっと苦手な分野です。理屈が自分の中でまだしっくり来ていません。教科書を読み込むだけではまだ感覚的に微妙なところがあるので、リース会計に関する問題をもっと解いておきたいところ。

繰延資産とは何か。辞書によると以下の通りです。

会社が支出する費用でその支出の効果が1年以上におよぶものをいう。資産の取得費や前払費用は除かれる。繰延資産には会計上のものと税法上のものの2種類がある。会計上の繰延資産は、創立費開業費開発費株式交付費社債等発行費の5つとなっており、原則として任意償却できる。
税法上の繰延資産は原則として償却期間を基に計算される償却限度額の範囲内で償却す ることになる。償却費は必ず損金経理しなければならない。償却限度額は「繰延資産の額 x 当期の月数 ÷ 償却期間の月数」となっている。税法上の繰延資産には公共的施設等の負担金、資産を貸借するための権利金等、役務提供の権利金等、広告宣伝用繰延資産、自 己が便益を受けるための費用などがあげられる。

続いて前払費用は以下のとおり。

決算で一時的に使われる経過勘定のひとつで、一定した役務の提供を受ける契約を結び、まだ提供を受けていない役務に対して支払った対価のこと。例としては、前払家賃、前払保険料などがある。
当期に支出されたものでも、役務を受けていないために費用を次期に繰り越すことができる。決算日の翌日から1年以内に効果が発現するものは、貸借対照表上の流動資産に分類され、1年を超えて効果が発現するものは、投資その他資産に分類される。なお、役務の提供契約の前に支払った手付金等は前払費用とはならず、前払金となる。

これを読んだだけで繰延資産と前払費用の違いを理解できた人は、相当な会計センスの持ち主だと思います。僕なんかこの二つを読み比べただけでは、そもそも比較の対象になるという発想すら生まれてこなかったでしょう。

上記の説明を全て覚えるのは簿記1級の範囲をオーバーしています。「繰延資産には会計上のものと税法上のものの2種類がある」とのことですが、簿記1級では会計上のものだけ気にしていれば大丈夫そうです。なので深い理解を避けて試験対策だけに専念すれば、創立費開業費開発費株式交付費社債等発行費の五つを繰延資産項目と覚えて、それ以外は前払費用としてしまえば良さそうです。でもそれは明らかに間違いなので、最初からそんな覚え方をするのは止めておいた方が良いと思います。

では繰延資産と前払費用の違いは何なのか。一言で表せば
「未経過分の返金が確実に無いのが繰延資産」です。
例えば部屋を借りた時に礼金を払ったりしますよね。これ、僕は日本の悪しき風習だと思っていますが、まあそれはさて置き。部屋の契約が3年だったとして前払家賃180万円と礼金9万円を払ったとします。何等かの事情で1年で部屋を出ることになって、前払家賃は戻ってきても、礼金は戻ってきません。この礼金は繰延資産なのです。

他にも融資の際に支払う保証料。これは契約によって繰延資産か前払費用のどちらかになります。契約上に「繰上返済の場合に保証料を返金する」と書いてあれば、それは前払費用。「繰上返済の場合に保証料を返金しない」となっていたらそれは繰延資産になります。この観点さえ理解していれば、会計上の繰延資産も前払費用ではないことが明らかでしょう。……なんて断言しちゃって、ほんとに大丈夫かな(汗) 大きくは間違っていないと思っていますが、試験の際には自己責任でよろしくお願いしますw

本日の勉強時間 3時間
商業簿記・会計学 総勉強時間 129時間
工業簿記・原価計算 総勉強時間 76時間
合計勉強時間 205時間(目標未達 39時間)  

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