2012年7月3日火曜日

28日目:「繰延」と「繰越」はどう違うのか

今日はお腹が痛くて会社を早退してしまいました。実は先週末あたりからずっと胃のあたりがキリキリ痛んでおりまして、今日ついにこのままでは治る気配が無いと思い病院に行ってきたわけです。シンガポールは日本人の医者がいるクリニックがいくつかあるので、海外暮らしをしてみたい日本人にはほんとおすすめの国。ともあれ、診断(問診と触診)の結果、急性胃炎ということになりました。ありがちですね。お薬はけっこう強力なものをいただいてきました。昼に飲んだのですが、今のところ胃痛は続く……。

いちおう3時間勉強してましたが、あんまし身にならず。だらだらした感じで勉強してしまいました。いかんいかん。今日やったのは割賦販売のところ。この割賦販売を理解するには、まず繰延売上利益という勘定を理解することが早道だろうと思います。そこで疑問に思ったのが、そもそも「繰延」ってどういう意味なのか。なんとなく「繰越」と同じようなもんだろうと思って勉強してましたが、それは良くないと思いなおして調べてみました。定義は以下の通りです。

繰延:経費や利益などを一度に計上せず分割して計上すること。
繰越:経費や利益などを翌期や翌年などにそのまま移すこと。

うん、よく分からん! なので今度は辞書の意味ではなく、もうちっと具体的な意味について見てみることに。実際の勘定科目を比較してみました。

繰延:「(割賦販売における)繰延売上利益」「(税効果会計における)繰延税金資産」「(本支店会計における)繰延内部利益」
繰越:「繰越利益剰余金」「(税効果会計における)繰越欠損金」「繰越商品」

こうやって具体的に比較してみると、なんとなく見えてきた気がします。これらの比較から以下のような結論を導きました。

繰延:まだ確定していないもの。
繰越:すでに確定しているもの。

例えば割賦販売の繰延売上利益ってのは、まだ回収できてない部分の利益のこと。利益として認識しているけれど、回収できてないからいったん繰延売上利益という勘定で管理します。その後、次の期とかで回収できたらいつまでも繰延売上利益のままにしておくとまずいので、戻し入れという作業をしてあげます。それに対して繰越は単純明快。前期の状態を今期にそのまま引き継ぐことを繰越と言うわけです。(「繰延」を繰り越すということもあるので、混乱しないように注意)

こんな風に繰延を理解しておくとすごく便利です。確定していないものを問題に出す場合、それが確定する時にどうすればいいかって問い方をすると思われます。「控除」と「戻し入れ」という作業を求める問題が出る可能性が高い。そういう推測を可能にする単語が「繰延」なわけです。

本日の勉強時間 3時間
商業簿記・会計学 総勉強時間 63時間
工業簿記・原価計算 総勉強時間 45時間
合計勉強時間 108時間(目標未達 18時間)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。