2012年7月27日金曜日

複式簿記の歴史を辿る ルカ・パチョーリ

僕や多くの人が勉強している複式簿記は、元々どこで生まれたものなのか。定かではありませんが、複式簿記がローマ数字ではなくアラビア数字で書かれていたことからも、アラビアで発明されたものと考えられているようです。それをヴェニスの商人たちが活用し、さらには産業革命の陰の立役者として複式簿記は大活躍するわけです。日本で複式簿記を広めたのは福沢諭吉。ではそれよりも前、西洋で最初に複式簿記を広めたのは誰か。それが「簿記の父」と呼ばれるルカ・パチョーリでした。


以下はWikipediaのLuca_Pacioliより。

It is also notable for including the first published description of the method of bookkeeping that Venetian merchants used during the Italian Renaissance, known as the double-entry accounting system.
(この本(『スムマ(算術、幾何、比および比例に関する全集)』)は、イタリアルネッサンスの頃、ヴェニスの商人たちが使用していた複式簿記について解説した最初の出版物であると言われています)
The system he published included most of the accounting cycle as we know it today.
(彼が出版した簿記の体系は、今日私たちが理解しているほとんどの会計処理を含んでいます)
He described the use of journals and ledgers, and warned that a person should not go to sleep at night until the debits equalled the credits.
彼は総勘定元帳(journals and ledgers)の使用について、貸方(debits)と借方(credits)が一致するまで寝てはいけないと警告しています
His ledger had accounts for assets (including receivables and inventories), liabilities, capital, income, and expenses — the account categories that are reported on an organization's balance sheet and income statement, respectively.
(彼の元帳は資産(売掛金や棚卸資産)、負債、自己資本、収益と費用、についての決算書を含みます。決算書とは、貸借対照表、損益計算書それぞれについてだと言われています)
He demonstrated year-end closing entries and proposed that a trial balance be used to prove a balanced ledger.
(彼は実際に締めの処理をやって見せ、残高試算表が元帳のバランスを改善すると提案しました)
Also, his treatise touches on a wide range of related topics from accounting ethics to cost accounting.
(さらに彼は原価計算についての会計倫理といった話題にも触れ、それを扱いました)


Wikipediaの文をざっと読んだだけですが、会計の全体を網羅していたことが分かりますね。ところで僕ら日本人は普段、「0,1,2,3,4,5...」の数字をアラビア数字と呼びますが、アラブの人たちはヒンドゥー数字と呼んでいるみたいです。正しくは Hindu–Arabic numeral system 。実はかつてのアラビア数字にはマイナスの概念が無かったのです。だから複式簿記でもマイナスではなく、貸借で表現されたのだと言います。負数を扱ったのはヒンドゥー数字が先で、だから今の数字は Hindu–Arabic numeral system となるわけです。こういう歴史的背景を知ると、簿記がぐっと面白くなる……かもw

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