2012年9月30日日曜日

減債基金と減債積立金の違い

減債基金と減債積立金という用語があり、どちらも債権をきちんと償還できるように準備しておくというものです。用語の説明はこんな感じになっています。

減債基金

減債基金とは、債券の発行体が債券の償還に備えて償還金を積み立てる基金のこと。積み立てられた資金は、債券の買入消却もしくは償還金に充てられる。

減債積立金

減債積立金とは、社債などの長期負債の返済に備えるための利益留保のこと。任意積立金の一種であり、株主総会の利益処分によって留保される。


これだけだといまいち違いが分からないかもしれません。両方の仕訳は以下のようになります。


減債基金はお金(当座預金)を出して用意する資産側です。それに対して減債積立金は純資産(繰越利益剰余金) を引いて用意する純資産となっています。つまり実際に償還用のお金を用意するのが減債基金。純資産を減らして配当金などに回らないようにするのが減債積立金というわけです。この二つを組み合わせることで、確実に償還が出来るようになるのです。

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