2012年9月4日火曜日

マレーシア クアラルンプール旅行の記録(1)

※以下は2010年10月の記録

 筆者はシンガポール在住である

 ふと思い立ってマレーシアの首都、クアラルンプールへと二泊三日の旅行に出かけた。二泊三日と言っても金曜の夜に出発し、日曜の昼間に帰ったの で、実質的には一日しか遊べなかった。しかしたったこれだけの期間で、これでもかというほどの経験を積むことが出来たように思う。怖いもの知らずでがんが ん突き進めたのはいったい何だったのだろう。ひょっとして自分は早死にするのではないかと少し心配になるほどだ。
 そんなわけでこれから数回に分けてクアラルンプール旅行記を綴ろうと思う。本当に密度の高い旅行だったので、一回や二回の日記では書ききれない ほどなのだ。もしご興味があればみなさんにも付き合ってほしい。質問や感想は適時受け付けている。直接聞いてくれれば公にはできないようなことを教えられる、かもしれない(笑)

 まず予算について。今回の旅行で僕が使った金額は、だいたい300SGD(シンガポールドル。日本円でおよそ19,500円。1SGD=65円 で換算)。マレーシアの通過はMYR(マレーシアリンギット)と言って、0.4SGD=1MYR=25円くらい。ちょっとごっちゃになってしまったけど、 今後はこのMYRを使って話を進めることになる。円換算も併記しておくので細かいことは忘れてしまっていい。

 次に移動手段。飛行機もわりと安く、7000円くらいで行けるが、今回はバスを利用することにした。何事も経験である。利用したバス会社はグラスランド・エクスプレス。ビーチ・ロードに面したゴールデン・マイル・コンプレックスという建物の一階、道に面した場所に事務所を構えている。


 費用は往復で60SGD(約3900円)。シートもそれなりにゆったりしていて快適だ。クアラルンプールまでは片道およそ6時間。外の景色でも 眺めながらゆっくり行こう。。。 などと考えていた僕はまったく甘かった。道中のほとんどは高速道路で、周囲の景色は森である。真っ暗闇の中、目をこらし ても見えるのは木々ばかり。何も見るべきものがない。


 しょうがないので寝るしかないのだが、煩わしいことに運転手のおしゃべりが止まらない。乗客の誰も喋らず静かにしているのに、運転手の二人が 延々とマレー語で喋り続けている。しかも本人たちは意識していないのだろうが、そうとうに煩い。耳栓を用意すべきだったと少し後悔した。

 道中、パーキングエリア的なところに到着した。日本のように高速道路の中というわけではなく、一時的に一般道路に出て立ち寄った様子だ。会社から出て慌てて用意したせいで晩御飯を食べ損ねていたことを思い出した。とはいえがっつり食べるほどの時間もないので、空腹をまぎらわせる程度の ものを食べることに。


 写真はバンジョー・バーガー。バンジョーって何? と店員に尋ねたら目玉焼きのようなものを指差された。マクドナルドの月見バーガーに挟まって いるようなあれである。空腹のせいもあってか、これが超うまい。卵と野菜とチーズにチリソースをかけてパンで挟んだだけのものだが、そのシンプルさが良い のかかなり満足した。値段は4.7MYR(約117円)とまあまあの値段。これがマクドナルドにあればいいのになあと思いつつバスに戻る。

 そしてついにクアラルンプール(以下KL)に到着した。夜中の12時半である。そして最も重要なことだが、ここがどこだか分からない。いちおう、るるぶの地図を持ってはいたが、場所の特定に手間取りそうだったので、さっさとタクシーを捕まえることに。この旅の第一の目的であるペトロナス・ツイ ンタワーを拝みに行くのだ。ちなみにタクシー代は15MYR(375円)。この時点では高いのか安いのかよく分からない。

 そして見た。ペトロナス・ツインタワー。




 ……美しい。圧巻であった。その美しさはなかなか写真では伝えられない。その輝きはマレーシアのランドマークとなるにふさわしい。感動である。
 ちなみにこのツインタワーにはちょっとした逸話がある。ネットで各自調べてもらうと良いが、実は片方が少しだけ傾 いているのだ。肉眼では分からないほど微小なレベルで、崩壊にいたることはないと言われているが。。。 このツインタワーを建造したのは日本と韓国の建築会社二社である。(橋の部分はフランスらしい) そのうちの韓国側が欠陥工事。ノウハウが無いのにごり押しで参入し、日本側の設計図を「共同だから」と横取りし、日本側よりも工期が遅れていたのに最後は突貫工事で先に完成させたのだとか。それで「日本に勝った」と言っているのだから困ったも のである。
 マレーシア人はどう思っているのだろうか。今回の旅でそれを聞くのを忘れてしまった。とにかく、次回からは日本だけに依頼してもらいたい。

 感動もそこそこにとりあえず泊まるところを探さねばならない。街中に行くと週末らしく、大勢の人でごった返していた。繁華街には車両規制が無い のか、やたらに車が多く、道路を横断するのがかなり困難だった。見ると歩道に沢山の車が駐車してある。完全に歩行者ではなく車両優先の社会だ。
 観光者丸出しでうろちょろきょろきょろしていたせいだろう。一人の怪しげな(失礼)中華系マレーシア人が声をかけてきた。そしていきなり、 「マッサージを探しているのか」と(笑) ここで言うマッサージとは当然ながらあっち系のマッサージのこと。察してほしい。僕が「いやそれよりもまずホテルを探さないとダメなんだよ」と言ったら、こんな夜中に何やってんだと呆れ顔をされる。ごもっともである。

 次回はこの怪しげなおっちゃんとの会話をご紹介する。マレーシア社会に興味のある人にはきっと面白い話になると思う。こうご期待。




マレーシア クアラルンプール旅行の記録(1)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(2)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(3)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(4)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(5)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(6)

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