2012年9月6日木曜日

マレーシア クアラルンプール旅行の記録(6)

※以下は2010年10月の記録


 ペトロナス・ツインタワーを散策。上の写真は砂絵だ。近づいて見ると細かい砂だということがはっきり分かる。こういった形に残らない芸術は諸行無常を感じさせて、その分美しい。



 タワー中心部。ここからツインタワーに上ることが出来るのだが、残念なことにタイムオーバーとなってしまった。ここに着いた時点ではまだ行けたかもだけど、気づかずにスルーしておりました。まあツインタワーに上ったところで、肝心のツインタワーは観れないのだからまあいいや。

 中は色んなショップが入っていて、日本のBEST電器や紀伊国屋書店、伊勢丹も入っている。最初の日記で韓国が建設した側の塔はテナントが少ないと書いたが、さすがにショッピングエリアは全部埋まっていた。当たり前かw



 中のペナン料理レストランで食べた、ホッケン・ミー。シンガポールでよく食べるホッケン・ミーはドライタイプだが、こっちはスープタイプ。スープは味が濃くて飲みきらなかったが、なかなかの美味。
 その時たまたま近くに日本人女性の方が座られました。かれこれマレーシアには8年(うろおぼえ)住んでいるという、上品な雰囲気の人。女の子の子どもと一緒に晩御飯という感じでした。面白いことに女の子は英語、お母さんは日本語で会話をしている。互いに理解して通じているところが不思議な感じでした。こういう会話は僕もシンガポール人(日本語うまい)としたことがありますが、ここまで自然な感じではありませんでした。
 せっかくなのでお声がけし、なにかいい土産は無いかと質問してみる。ベリーズというチョコレート屋さんを紹介してもらった。少し遠かったのと、他に見たいところがあったので行けなかったが、ネットでマレーシア観光を調べるとよく載っているお店だった。
 最後にその女性には「ありがとうございました」、女の子に「さんきゅー」と言ってお別れ。女の子の照れたような笑顔が超キュート。

 道中、獅子舞を見物。獅子舞よりも女の子の足に目が行く。


 東南アジアトイレ事情。左に移っている蛇口をひねればウォシュレット。もっと田舎に行けば桶で水をすくって尻を洗う。



 クアラルンプール、夜の風景。若者が大勢集まっていて、日本で言う渋谷みたいなところか。


 この後、ちょっとしたトラブル、というかハプニングに見舞われた。朝からずっと歩きとおしだったので、さすがに疲れていたのですよ。そんでホテルの周辺にはフットマッサージが沢山並んでいる。どこがいいのかと色々見てたのだが、どこもたいして変わりなさそう。30分のマッサージが35MYR(875円)。もうどこでもいいかと思ったところに、中国人の小太りなおばさんが声をかけてきた。プレートを見るとやはり30分35MYR(875円)。ならばよし、とばかりにおばさんに付いて行ったのが間違だった。
 おばさんに付いて行くとカーテンで仕切られたベッドに案内される。おばさんは「服を脱いで待ってろ」と言う。仕方なく僕はパンツ一枚で待っていたら、おばさんが戻ってきて「全部脱ぐのよ」と言ってくる。僕は「えー」と思いつつも従い、うつぶせになった。おばさんのマッサージは全身のもので、まあそこそこの腕。ひじでお尻のあたりもマッサージされて、なるほどだから全部脱ぐのかと納得した。
 そんでだいたい10分くらいマッサージされたところで、おばさんが突然耳元で話しかけてきた。「ねえ、スペシャルマッサージはどう?」 僕はちょっと驚いた。スペシャルマッサージというのは想像も容易だろうが、エッチなマッサージのことだ。それを50MYR(1250円)の追加料金でやると言う。正直なところかなり疲れていたし、こんなおばさんは金を貰ってもお断りである。なので「金がないからいい」と答えると、その答え方がまずかった。値段交渉とでも思ったのか、おばさんは「いくらならあるのか」と聞いてきた。こちらは疲労困憊なのだ。疲れ果てているのだ。とにかく金も無い、マッサージを望んでもいない、そういったやり取りが5分くらい続いた。身体を癒しにきたはずが、何故か精神的疲労が増すことに。
 ようやくおばさんが諦めた、かと思ったらもうマッサージもお終いだときた。ふざけんな、こちとら30分普通のマッサージ受けたくて金払ってんだよ! と内心怒り狂ったが、へとへとだったので抗議する気も起きず。そのままさっさとホテルに帰った。

 翌朝撮った、事件現場の写真。要注意である。


 気を取り直して朝ごはん。ナシ・レマ。マレーシアでご飯に外れたことは一度もない。


 名前は日本っぽいが、どう見ても中華料理メイン。


 タイムズ・スクエア内部。


 帰りのバスを待つため、最初に降り立った場所へと戻ってきた。近くのショッピング・モール、タイムズ・スクエアで時間をつぶす。今回の旅で色々と回ったが、個人的にはこのタイムズ・スクエアがおすすめである。お洒落な感じのお店が多く、マレーシアのオリジナリティもある。たぶん、20代から30代の男女であれば同じ感想を持ってくれるのではないかと思う。
 帰りは1時のバス。予約したときはちょっと早いかなと思ったが、結果的には丁度いい感じになった。体力はほとんど尽き、気力だけで動いていた。

 道中、またパーキングエリア的な場所に寄った。バーガーが美味しかったので、またもバーガーを食べた。それで20分くらい経った時点でバスに戻る……、がバスが無かった。

「ちょ、まじでやばい!!!」

 今回の旅で最もあせった瞬間だった。いちおう財布と携帯、カメラは手元にある。だがパスポートはカバンに入れっぱなしだ。どうにかしてバスがシンガポールに入る前に連絡を取らないと、パスポートがシンガポールに入ってしまうかもしれない。そうなると取り残された僕は大変に困る。
 とにかく連絡を取らなくては。幸いに同じ会社のバスは存在する。そこの運転手に僕の窮状を訴えるより他ない。すると運転手はむべなく「このバスは満席だよ」。うっせえ、そういう問題ちゃうわ、このどあほが! と叫びたくなる気持ちを抑えて、なんとか話の通じそうな奴を探す。すると後ろから運転手の顔見知りらしきおっさんがやってきて、話を聞いてくれた。「分かった、ここでちょっと待ってろ」と。ほんの少しだけ安心した。
 するとその少し後、向こうからバスがやってくる。番号を見る。脱力した。僕の乗っていたバスが何食わぬ顔で戻ってきたのだ。車体を見ると水滴がついていたので、どうも洗車してきたらしい。
 普通、そういうことは事前に連絡するだろうと思ったが、他の乗客は特に怒るでもなく普通に乗り込んでくる。なるほどこれは僕がここの常識をまだ理解していなかっただけなのだな。日本のサービスレベルが高すぎるだけで、それをここに求めるのは非常識なのだな。そう言い聞かせて安堵に包まれて眠る。

 そんなこんなでシンガポールに帰ってきた。シンガポールの都会な景色を見るとほっとする。マレーシアのように周囲を警戒する必要はあまり無い。サービスレベルは日本に比べると低いなと感じていたが、マレーシアに比べれば一流だ。

 長々と日記を書いてきた。お付き合いいただいた皆さんに感謝である。KLについて総括すると、「美しくて汚い街」となる。そのままの意味で、清濁ごっちゃになった、まさに発展途上国。人間的な温かさに感謝しつつ、同時に小賢しい田舎者も多い。裏と表の両方が楽しめれば最高の旅となること請け合いだ。さらばクアラルンプール。もうしばらく行くことはあるまい(笑)

マレーシア クアラルンプール旅行の記録(1)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(2)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(3)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(4)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(5)
マレーシア クアラルンプール旅行の記録(6)

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