2014年2月8日土曜日

ファイナンスリースとオペレーティングリースの違い

ファイナンスリースオペレーティングリースはどう違うのか。ざっくり表現するとファイナンスリースは「お金を借りて機材を買う」のとほぼ同じで、オペレーティングリースは「機材を借りてお金を払う」ということです。一般に「リース」というと「レンタルみたいなもん」という認識かと思います。その認識に近いのはオペレーティングリースです。それに対してファイナンスリースはちょっと違ってきます。この取引は、レンタルよりも購入と言ったほうが近いからです。

具体的に見ていきましょう。まずはオペレーティングリースについて。

借方貸方
支払リース料 xxxx現金預金 xxxx

これはもうそのままです。借りた分だけ金を払う。当たり前ですね。オペレーティングリースでは、リース資産に残存価値、要するに古くなっても売れる中古市場が存在するということが前提であります。借り手がリース資産を貸し手に返した後、貸し手はそのリース資産を売ってお金を得ることが出来ます。その分、リース料は安く済みます。

対してファイナンスリースはどうか。これは「フルペイアウト」と「ノンキャンセラブル」が条件です。いきなりカタカナ用語が出てきて「?」ですが、簡単に言えば「フルペイアウト=お金を払って入手したのとほとんど同じ」で「ノンキャンセラブル:途中解約は出来ない。途中解約出来るものでも、しないのと同じくらいの解約料を支払わなければならない」ということです。要は、普通に買うのとほとんど変わらないということです。そして支払いは分割して出来るので、借金背負ってそれを返済するのと同じになるわけです。借金はすなわち金融です。だからファイナンスと言うのです。

これを確認するため、①借金して資産を購入するパターンと、②ファイナンスリースのパターンを比較してみましょう。

① 借金して資産を購入
借方貸方
現金預金 xxxx借入金  xxxx
資産   xxxx現金預金 xxxx

⇒借入金返済
借方貸方
借入金  xxxx現金預金  xxxx
支払利息 xxxx

②ファイナンスリース
借方貸方
リース資産 xxxxリース債務 xxxx

⇒借入金返済
借方貸方
リース債務 xxxx現金預金  xxxx
支払利息  xxxx

ほとんど同じになることが分かると思います。

とは言え、当たり前ですが全く同じというわけではありません。ファイナンスリースでは、リース終了後にリース資産を返す場合と返さない場合があります。またそれ以外に以下のようなメリットが存在します。

・機械設備の陳腐化リスクを軽減
・資金の効率的な運用
・資金調達の多様化
・金利変動リスクの回避
・物件管理・事務をアウトソーシング

このへんの状況を鑑みて、リースの方が得なのかどうかを検討するのです。

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